研究班概要・中央保管機関
研究班概要
2015年4月より、本研究班の委託元は日本医療研究開発機構(AMED)となりました。
【研究班】2022年4月~
課題番号: 22fk0108639h0001
事業名:
(日本語)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
(英 語)Research Program on Emerging and Re-emerging Infectious Diseases
研究開発課題名:
(日本語)わが国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療体制の構築
(英 語)Development of optimal medical care network for the diagnosis and treatment of tropical and parasitic diseases in Japan
研究開発担当者 (日本語)国立大学法人宮崎大学医学部 教授 丸山 治彦
所属 役職 氏名: (英 語)National University Corporation University of Miyazaki,
Professor, Haruhiko Maruyama
実施期間:令和4年4月1日~ 令和7年3月31日
海外で熱帯病に感染し、帰国した後に発症する輸入熱帯病の患者が日本国内でも時々みられます。このような熱帯病に対する治療薬の中には、わが国における症例数が少ないために製薬会社による商業ベースでの供給が成り立たず、国内で入手できないものや、承認薬として投与できないものが数多くあります。
この問題が1980年当時の厚生省薬務局審査課を中心に検討され、研究班を発足させて対処を行うこととなりました。
この研究班は現在まで継続され、2010年4月からは厚生労働科学研究費補助金・創薬基盤推進研究事業「国内未承認薬の使用も含めた熱帯病・寄生虫症の最適な診療体制の確立」、さらに2013年4月からは厚生労働科学研究費補助金・医療技術実用化総合研究事業「我が国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療体制の構築」に関する研究班として、希少な熱帯病に対する治療薬(オーファンドラッグ)を輸入・保管し、必要な患者に投与するシステムをとっています。
【連絡先】
〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200
宮崎大学医学部感染症学講座寄生虫学分野
tel :0985-85-0990
fax:0985-84-3887
沿革
国内承認された研究班取扱いであった薬剤
未承認薬 中央保管機関(国立国際医療研究センター国際感染症センター)
お問合せ先:国立国際医療研究センターNCGM 国際感染症センター(DCC)
平日昼間(NCGM感染症内科直通) 03-6228-0738
夜間休日(代表) 03-3202-7181
熱帯病治療薬研究班の扱う薬剤については、オペレーターに「熱帯病治療薬研究班関連の相談」「DCCオンコールの医師に」とお伝えください。
国際感染症センター(DCC)とは
2004年10月に開設されました。「国際感染症対策室」「総合感染症科」「トラベルクリニック」等の複数部門で構成されています。感染症診療に関わる人材の育成、国内外の情報の分析や発信、ネットワークづくりに取り組んでいます。