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研究班について

研究班について

原虫や寄生虫により熱帯病に対する治療薬の中には、わが国における症例数が少ないために製薬会社による商業ベースでの供給が成り立たず、国内で入手できない薬剤や承認薬としての投与できない薬剤が数多くあります。

この問題が1980年当時の厚生省薬務局審査課を中心に検討され、研究班を発足させて対処を行うこととなりました。

この研究班は現在まで継続され、2010年4月からは厚生労働科学研究費補助金・創薬基盤推進研究事業「国内未承認薬の使用も含めた熱帯病・寄生虫症の最適な診療体制の確立」、さらに2013年4月からは厚生労働科学研究費補助金・医療技術実用化総合研究事業「我が国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療体制の構築」に関する研究班として、希少な熱帯病に対する治療薬(オーファンドラッグ)を輸入・保管し、必要な患者に投与するシステムをとっています。 

2015年4月より本研究班の委託元は日本医療研究開発機構(AMED)となり、現在も継続されております。

 

【連絡先】

国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター

 

〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1

tel :03-6228-0738 (総合感染症科:平日8:30~17:00)

tel:03-3202-7181(病院代表:上記以外)

e-mail: info-dcc<a>jihs.go.jp <a>を@に変えてください

 

沿革

 

年度

事業名

課題名

代表者

1980年~1987

厚生省研究事業

輸入熱帯病の薬物治療に関する研究

田中 寬

(東京大学医科学研究所)

1988年~1992

厚生省 新薬開発推進事業

熱帯病治療薬の開発研究

1993年~1997

厚生省 オーファンドラッグ開発研究事業

大友 弘士

(東京慈恵会医科大学)

1998年~2000

ヒューマンサイエンス振興財団 創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業

輸入熱帯病・寄生虫症に対するオーファンドラッグの臨床評価に関する研究

2001年~2002

厚生労働省 創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業

熱帯病に対するオーファンドラッグ開発研究

2003

名和 行文

(宮崎大学)

2004年~2005

熱帯病・寄生虫症に対する稀少疾病治療薬の輸入・保管・治療体制の開発研究

2006

ヒューマンサイエンス振興財団 政策創薬総合研究事業

2007年~2009

厚生労働省 政策創薬総合研究事業

輸入熱帯病・寄生虫症に対する稀少疾病治薬を用いた最適な治療法による医療対応の確立に関する研究

村 幹男

(結核予防会新山手病院)

2010年~2012

厚生労働省 創薬基盤推進研究事業

国内未承認薬の使用も含めた熱帯病・寄生虫症の最適な診療体制の確立

2013年~2014

厚生労働省 医療技術実用化総合研究事業

わが国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療体制の構築

丸山 治彦

(宮崎大学)

2015

日本医療研究開発機構 医療技術実用化総合研究事業

2016年~2018

日本医療研究開発機構 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業

2019年~2021

わが国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療予防体制の構築

2022年~2024

わが国における輸入熱帯病・まれな寄生虫症の診断治療体制の整備

2025

インフルエンザに対するファビピラビル注射剤の有効性と安全性を探索するための第二相医師主導治験

山元 佳(AMED代表は大曲貴夫)

(国立健康危機管理研究機構)

国内承認された研究班取扱いであった薬剤

【熱帯病治療薬研究班 事務局】

 

国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター

 

〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1

e-mail: info-dcc<a>jihs.go.jp<a>を@に変えてください。

tel :03-6228-0738 (総合感染症科:平日8:30~17:00)

tel:03-3202-7181(病院代表:上記時間以外)

 

※ご連絡をいただく際は「熱帯病治療薬研究班関連の相談」「DCCオンコール医師と話したい」とお伝えください。